スライド式フック掛け高さ状態検出具とこれを備えた安全帯

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実施イメージ(実際に現場で使用される安全帯はフルハーネス型ですが、イメージのため簡略化しています)

特許第6315189号

概要

  • 安全帯のフック掛けが正常に行われているかを検出し、異常時には報知
  • 親綱等に取り付けるフックの高さが安全帯のベルト位置より高ければ正常
  • 高さの関係は、安全帯とフックを繋ぐロープ上を自重でスライドする検出具の位置で判断
  • ロープは位置に応じて色付け等されており、それに基づいて検出具が位置を判断する
比較:左が正常、右が異常な状態。ロープ上をスライドする検出具(黄色の部分)は自重で低い方に移動する。

背景


高所作業を行う際には落下防止のため安全帯を装着し、安全帯から伸びたロープ先端のフックを親綱等に掛けます。

フック掛けは安全帯のベルトよりも掛けたフックの位置が高い状態が正常であり、この発明の検出具は、上記以外の場合、つまり安全帯のベルトよりフックの位置が低い場合にそれを検知し、警報等の出力につなげるものです。

具体的には、検出具をロープ上で自重によりスライドさせ、ロープ上の位置により正常か異常かを判定します。

検出具は高さが低い方に移動するため、フック側が低ければ検出具がフック側にスライドしていき、これをもって異常と判定して作業者に危険を知らせることができます。

特許公報はこちらから閲覧できます

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