中空針付薬液容器・体液収集容器

投稿日:
実施イメージ

特許第6273543号

概要

  • 貼るタイプの注射
  • 薬液や体液が入る収納室に中空の連通穴が開いた針が付いている
  • 収納室の底面は針を備えた基板部になっている
  • 収納室が柔軟に伸縮して薬液の注入と体液の採取ができるようになっている
  • 収納室への薬液注入とエアの排出が容易
左図は収納室の上面、右図は側面(蛇腹面)が伸縮性になっている
肌に当てて上から押すことで薬液が針から注入される
上面が伸縮性のものは、上下からの押圧で凹凸が反転するようになっている
製造工程のイメージ。例えば基板部に穴を開けて薬液を収納室に注入する
薬液を収納室に注入すると同時に、中空針からエアが排出される

背景


注射装置や体液収集装置は、感染防止のため使い捨てにすることが求められ、構成が簡単で低コストかつ安全なものが様々考案されています。

この中空針付薬液容器・体液収集容器は「貼る注射」で、肌に当てて押圧することで薬液の注入や体液を収集するものです。


構造としては、薬液や体液が入る収納室に中空の連通穴が開いた針が付いており、収納室の底面は針を備えた基板部になっています。収納室は柔軟伸縮性になっていることで、押圧により薬液の注入と体液の採取ができるようになっています。

製造工程で薬液を収納室に注入する際は、例えば中空針をエアの排出口として利用することで、他の注入口から薬液を注入すると同時にエアを排出することができ、安全面と製造コスト低減の両方に配慮しています。

特許公報はこちらから閲覧できます

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください